(※このページは2023年11月2日に更新されました)
こんにちは!さのひろです。
この記事からわかること
- マーダーミステリーって何?
- 最初にやるべき作品は?初心者におすすめのマーダーミステリー
- ネタバレなしの体験レビュー
マーダーミステリーって何?
グループSNE 「MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES」 全17作品
グループSNEマーダーミステリー 初心者おすすめランキング ベスト5
●この記事では「初心者へのおすすめ度」「ストーリーの面白さ」「エンディング後の納得感」を踏まえて、勝手ながら私個人がランキングをつけさせていただきました。
●特に「初心者の方におすすめできるか」という点に重きを置き、順位付けしています。
第1位 人狼村の祝祭
『人狼村の祝祭』
人狼伝承の残る小さな村。
古から続く祝祭の翌朝、旅の商人の死体が発見された。
死体はおぞましくも殴られ、毛髪をむしられ、喉の肉をえぐられていた——あたかも人狼に襲われたかのように。
村では2か月前にも鍛冶屋の妻が同様の死体となって発見されている。
これは本当に人狼の仕業なのか?
王都から派遣された騎士はどこに消えた?
なぜ占い師がふたりいる……?
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 8人 |
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プレイ時間 | 120〜180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 5.0 |
ストーリーの面白さ | 4.5 |
エンディング後の納得感 | 4.6 |
堂々の第1位。
1番初心者にオススメできて、1番楽しめた作品がこの「人狼村の祝祭」です。
何を隠そう、私がこのシリーズで1番最初に遊んだ作品でした。
1番昔にプレイしていますが、面白かったので内容を1番よく覚えています。
世界観はタイトル的に人狼ゲームを想像すると思いますが、人狼ゲーム要素はほぼありません。
人狼・占い師といった役の名前とかが出てくるぐらいです。
なので「人狼ゲーム好きじゃない」「人狼ゲーム知らない」という方も、全く気にせずにお楽しみいただけます。
作品のストーリーとしてもかなり面白く、設定も良くできてしっかり考える要素があって楽しめます。
糸がほどけるように謎が解けたときのアハ体験は、至高の快楽です。
第2位 何度だって青い月に火を灯した
本作『何度だって青い月に火を灯した』は20世紀半ば、
イタリアのマフィアにまつわる事件を題材にしており、ハードボイルドな雰囲気がただよいます。
小説家の河野裕とゲームデザイナーの黒田尚吾がタッグを組んだ本作。
ボスの不可解な死、「組織のナンバー2」「ロープマン」など個性的なキャラクターの群像劇をお楽しみください。
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6〜7人 |
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プレイ時間 | 150分以上 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 4.3 |
ストーリーの面白さ | 4.2 |
エンディング後の納得感 | 4.3 |
MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIESの第2弾の作品です。
こちらも世界観がわかりやすく、プレイしやすい作品になっています。
マフィアを題材とした作品なため、少し設定としては硬い印象ですが、内容は比較的わかりやすいです。
ストーリー展開もしっかりしていて、伏線などに気づけたときの気持ち良さは中々のものでした。
第1〜3弾はストーリーもルールもわかりやすいので、特に初心者にオススメしたいですね。
第3位 九頭竜館の殺人
本作『九頭竜館の殺人』は館とホラーがテーマの、少しノスタルジックな雰囲気を持つ作品です。
降霊会や「太古の化け物」といった要素があり、クトゥルフ神話をテーマにしたTRPGが好きな人は特に楽しめるはず。
マーダーミステリーの入門としてもおすすめです。
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 7〜9人 |
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プレイ時間 | 120〜180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 4.2 |
ストーリーの面白さ | 3.8 |
エンディング後の納得感 | 4.0 |
MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIESの第1弾の作品です。
第1弾ということもあって、難易度は易しめ!
初心者の方にもオススメです。
内容として「太古の怪物」が出てくるクトゥルフ神話の要素が含まれた物語となっています。
TRPG(テーブルロールプレイングゲームの略)をやったことある方なら、すんなり世界観に入って行けるでしょう。
「ええ、そんなの全然知りませんけど・・・」という方でも問題なくわかるようになっているので、安心してください。
初めてでどれからプレイすればいいのかわからない、という方にもオススメの1作です。
第4位 最果亭の災禍
魔族の支配地までそう遠くない、辺境の峠に「最果亭(さいかてい)」と呼ばれる宿屋があった。
夕闇が迫るころ、続々と集結してきたのは、魔王討伐の為に集められた精鋭たち。
「皆、よくぞ集まってくれた! さあ、今宵は大いに英気を養おうではないか!」高らかに告げた人物は「勇者」だ。
勇者が酒杯を掲げた時、誰からともなく歓声があがる。
その日の夕餉(ゆうげ)は大いに盛り上がり、やがて皆、しばらくは望めないであろう、心地よいベッドでの眠りにつくため、それぞれの部屋に向かった。
翌朝、宿の主人の叫び声に驚き、全員がそれぞれの部屋を飛び出してみると、主人が悲劇の幕開けを告げた。
「勇者様が死んでいる!」
GMなしで楽しめる、大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ作品。
ファンタジー世界で繰り広げられる犯人探しに加え、キャラクターの行動によって分岐するマルチエンディングは必見です。
”Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6〜8人 |
---|---|
プレイ時間 | 180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 4.3 |
ストーリーの面白さ | 3.8 |
エンディング後の納得感 | 3.8 |
魔王討伐のために、最前線の宿「最果亭」に集まった冒険者たち。
魔王を倒す唯一の力を持つと言われている「勇者」が何者かによって殺されてしまったというお話。
役職が戦士や武闘家といったゲームに出てくるような役で、RPG好きは役選びでもワクワクできると思います。
今回の作品は各キャラのシナリオブックの容量がかなり少なく、物語の複雑さがありません。
カードを取得していくのを順番制にしていることなど、初心者にはかなりプレイしやすいと思います。
犯人役の人が少し難しいように感じましたが、十分楽しめる作品だと思います。
エンデキングの中に「これは絶対辿り着けないだろ!」ってものも含まれているので、プレイ後に他のエンデキングを確認するのも忘れずにしてみてください!
第5位 あの夏の囚人
青年は、自分の遺影を見つめていた。
彼は自分が死者であることに気づいている。
だが自分が死ぬ数日前までの記憶がない。
幸い、葬儀には旧友たちが久しぶりに集まってくれている。
彼らの力を借りれば、自分が死んだ理由がわかるかもしれない……。
13年前の「あの夏」に囚われた若者たちが織りなす、追憶と再生の物語。
GMなしで楽しめる、大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ第6弾。
幽霊プレイヤーによる「他人の手札の閲覧」ルール、
漁船による「小島の探索」ルールといったギミックが新鮮で、圧倒的なテキスト量と驚きに満ちた展開が魅力です。
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 8〜9人 |
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プレイ時間 | 180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 3.8 |
ストーリーの面白さ | 4.8 |
エンディング後の納得感 | 4.5 |
私的にストーリーの面白さは、この作品が1番でした。
「昔、仲の良かった子ども達が大人になって、あの頃の謎を解いていく」っていう設定が、エモすぎます。
この作品の主人公の「伊知哉」というキャラが幽霊という設定なので、他作品とは少し毛色が違っています。
さらに設定資料の文章量が多いです。進行役のGMがいた方がゲームがスムーズに進むと思います。
なので初心者の”1作目”としては少しオススメしずらいところもあるのですが・・・。
ストーリーは本当に面白いのでぜひ遊んで欲しい作品です。
エンディング後は、まるで一本の映画を見終わった後のような、良質な余韻に浸ることが出来ました。
グループSNEマーダーミステリー ランキング圏外作品
初心者におすすめベスト5に選ばれなかった他の作品たちもご紹介します。
決して低評価という訳ではありません。
5位とはほとんど遜色ないものもありますが、やや初心者向けではないので外しています。
ダークユールに贖いを
『ダークユールに贖いを』
十年に一度、北の果ての町で開催される、吸血鬼の大集会。
人間たちをいかに扱うかで、吸血鬼たちは2つの派閥に分かれ、対立の緊張が高まっていた。
そして、暗く長い冬至の夜(ダークユール)、大集会開幕直前に事件が起こる。
見つかったのは黒く焦げた死骸。
派閥いずれかのナンバー2である吸血鬼が滅ぼされたのだ。
被害者はどちらか?
睨みあう上位の吸血鬼たち。
秘めた目的のため、事件解決に挑む新参者たち。
見え隠れするヴァンパイアハンターの罠。
そして、遠い過去からよみがえる旧き吸血鬼の影。
贖罪を果たしたのは誰なのか……?
もつれあう愛憎の糸をほどき、真相に至ることは果たして……。
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 7〜9 |
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プレイ時間 | 180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 3.5 |
ストーリーの面白さ | 4.0 |
エンディング後の納得感 | 4.0 |
吸血鬼やヴァンパイア・ハンターなどが登場するファンタジーよりのストーリーです。
この作品は導入の配役読み込みの文章量が多く、やや設定が難しいものとなっています。
なので初心者の1作目としてはオススメしづらいです。
特殊能力があるキャラがいたりと、配役によって難易度が変わっているので、初心者には不向きかなと思います。
ストーリーや読み込みの多い設定などは、私は好きでした。
河辺の夜の夢
16世紀の末期、ちょうど女王エリザベス(Ⅰ世)の治世が終わる頃。
事件は、イングランド中部の河沿いの町で起こった。
旅籠(はたご)に投宿していた男が、裏口からほどない河に頭を突っこみ、死んでいるのが発見されたのだ。
同じくその宿に泊まっていた旅人たち、地元で慕われる白魔女、そして旅籠の使用人。
それぞれが、互いに疑心の目を向ける。
名声を得た劇作家がひさびさに帰った故郷の町で起こった事件の真相は?
そして、秘密を持つ者たちが織りなす物語の行く末は?
GMなしで楽しめる、大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ第5弾。
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6〜7人 |
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プレイ時間 | 150分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 3.6 |
ストーリーの面白さ | 4.0 |
エンディング後の納得感 | 3.9 |
名声を得た劇作家ウィリアム。その劇作家の口演会が開かれる旅籠で事件が起こります。
この作品は怪しい人物が多いのと、犯人有利な条件が少しあるので、犯人の特定が難しい作品でした。
しっかりとヒントをみんなで共有できれば、わかりそうですが怪しい人も多いのでこれが中々難しい。
初心者同士だと特に難しいかもしれません。
初心者の方には、少し慣れてからの挑戦をオススメしたいですね。
エンディング後は、「あー確かにそうかー」と思いながらも、「いやー、でも難しいな」と思う作品でした。
マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド
20XX年、ゾンビ化ウィルスの感染拡大により文明は崩壊。
生き残った人々が暮らすコミュニティへ現れた白衣の男は、
「抗体が見つかった。これでゾンビ化を抑えられる! 」と告げたのち、何者かに殺害されてしまう。
各地で続発する「ゾンビ信奉者」たちによる襲撃事件。
謎の絞殺魔の噂。
次々と姿を消していく生存者と、夜な夜な地下から届く謎の歌声……。
すべての謎を解き明かし、「安全圏」へ至る者はだれか?
GMなしで楽しめる、大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ作品。
ゾンビパニック映画でおなじみのショッピングモールで繰り広げられる群像劇や幾重にも分岐するマルチエンディングが魅力です。
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 7〜8人 |
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プレイ時間 | 180分以上 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 3.8 |
ストーリーの面白さ | 4.2 |
エンディング後の納得感 | 4.0 |
世界観がいい!みんな大好きゾンビの世界!
エンディングの数が全作トップの20パターン用意されています。
各キャラの任務が多彩なことが伺われますね。
ゾンビあるあるを交えながらも、オリジナルの世界観が面白いです。
内容はわかりやすいですが、やや難易度は高めの印象があります。
初心者の方は少し別の作品で慣らしてから、プレイするのがオススメです。
魔女は黄昏の鐘に消える
7年前に閉鎖された女学院の旧館。
かつて美しい鐘の音を響かせていたチャペルでは、一人の魔女が姿を消したという。
閉じられた旧館で再び鐘の音が鳴り響いた日、一人の男が死体となって発見された。
その日偶然集った7人の男女。
しかし扉は開かず、旧館に閉じ込められることとなる。
彼らの目的は? 犯人は誰なのか? ──消えた魔女が再び現れたのか?
GMなしで楽しめる、大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ第7弾。
校内のマップや情報サイト、様々なギミックが魅力の本作は、
初心者から上級者まで楽しめるテキスト量とルール難度となっています。
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6〜7人 |
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プレイ時間 | 180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 4.0 |
ストーリーの面白さ | 3.8 |
エンディング後の納得感 | 3.9 |
7年前に閉鎖された女学院の旧館を舞台とした物語。
魔女の正体とはいったい・・・?
設定は少しファンタジーですが、ごりごりのファンタジーってことはなく世界観には入りやすい作品です。
ミステリーとしては、やや内容が薄い感じがしましたが、作品としては面白かったです。
癖のないゲーム展開だったこともあり、初心者の方にはオススメしやすいですね。
逆に複数作品プレイしている方には、少し物足りないかもしれません。
ホワイト・レイヴン、レッド・ダイ
閉鎖の決まった赤染山スキー場。
思い出を語り合うため、なじみの客たちが山頂小屋へと招待された。
しかしその夜、地元の大鴉の伝承にまつわる不気味な歌が小屋に流れ……
さらに翌朝、まるで歌になぞらえたかのように参加者の令嬢が死体で発見される。
しだいに明らかになっていく赤染山の黄金伝説、3年前に起きた痛ましい事故。
ゲレンデをスキーで滑る先で待つのは、真実か悲劇か?
GMなしで楽しめる、大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ作品。
グループSNE随一の推理小説愛好家である安田均&柘植めぐみがタッグを組んだ本格推理シナリオとなっています。
雪山でくり広げられる殺人劇を、どうぞお楽しみください。
“Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6〜7人 |
---|---|
プレイ時間 | 150分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 3.5 |
ストーリーの面白さ | 4.0 |
エンディング後の納得感 | 4.0 |
閉館するスキー場を舞台にしたミステリー。
雪山での殺人事件は設定としては王道な感じですね。
この作品はミスリードや決定打となるヒントがなかったりと、推理する側が難しい内容となっていたと感じます。
犯人探しの難易度が高かった印象です。
私が犯人だったのでプレイングのおかげも、1ミクロンくらいはあったかも知れません(笑)
ですが犯人側から見ても、「これはわからないよなー」と思うものが、いくつかありました。
この物語の解決には名探偵が必要かもしれませんね。
ヒントから真実を導き出すのが、難しい作品だと思うので、初心者向きではないでしょう。
マーダーミステリーに慣れてきて、我こそは名探偵!と思う方にぜひ挑戦してもらいたい作品ですね。
犯人役になると配役の設定資料の冒頭に「あなたが犯人です。」と書かれています。
それを見て心拍数が上がって、ソワソワしてきちゃいます。
犯人役も楽しいですね。
奇想、アムネジア
日本マジック界の至宝と謳われた伝説の奇術師・華城蒼也。
つい先日、彼が山奥に建てたばかりの別荘、通称「魔術館」で落成記念パーティが開かれることとなった。
パーティを彩るのはいずれも各分野を代表する名マジシャンたち。
宴もたけなわ、夜も更けた頃――突如として事件は幕を開けた。
館内の一室で謎の爆発が起こり、室内から焼け焦げた華城蒼也の死体が発見されたのだ。
殺人事件の容疑者と目される者、その全員が手品という名の惑わしのプロ。
各々秘密を抱えたプレイヤーが挑む一世一代の騙し合い、果たして最後に笑うのは誰なのか?
GMなしで楽しめる、大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ作品。
第1回新作マーダーミステリー大賞・パッケージ部門受賞作品がパッケージ版で登場です。
”Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 7人 |
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プレイ時間 | 150分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 3.6 |
ストーリーの面白さ | 4.2 |
エンディング後の納得感 | 4.0 |
想いは満天の星に
時は未来。人類はついにその生存圏を地球外へと広げ、巨大な宇宙コロニーへの居住を開始しようとしていた。 その宇宙コロニーで開校される、世界初の宇宙大学“コズミックガーデン”一期生を目指す候補生。 最終試験を受けるため、月の裏側のコロニーを目指して、連絡船に乗って出発するも、爆発事故に遭遇してしまう。 候補生のひとりが行方不明となり、爆発も事故とテロの両方の可能性がある状況で、 連絡船の修理をしなければ宇宙を漂流することになるだろう。 候補生たちにも、それぞれ様々に、譲れない“想い”と“目的”がある。 果たして候補生たちはこの窮地から脱出することができるのだろうか。 GMなしで楽しめる、大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ作品。 従来の犯人捜しの要素に加え、協力して連絡船を修理するという、「協力型脱出ゲーム」の要素や、マルチエンディングは必見です。
”Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6〜7人 |
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プレイ時間 | 180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 2.5 |
ストーリーの面白さ | 3.8 |
エンディング後の納得感 | 3.6 |
時は未来、舞台は宇宙。
なんともワクワクさせられる設定で、SF好きは楽しめる内容かと思います。
今作は目的として”犯人探し”と、”連絡船を修理する”という従来のものに+αされた、新しい試みがありました。
結論から言うと、私はあまり好みではなかったです。
特にマーダーミステリーの醍醐味である推理要素が、薄れてしまっていたように感じます。
考えなきゃいけないことも多く、初心者の方にはおすすめできません。
プレイ済みの中では一番おすすめできない作品です(初心者の方にという前提で)
慣れた方には新しい試みも新鮮さがあって、面白いと思いますので、プレイする価値は十分にありますよ!
廃城の錬金術師
〈魔法学園〉の卒業課題のため「ヒト遺跡」である廃城を訪れた半獣の少年少女たち。
なぜか夜の間に指導教官は姿を消し、翌朝の城壁内には、前日にはなかった塔と居館が出現していた。
すべては課題の一部なのか?
あるいは、本当に不測の事態が起きているのか?
それぞれの秘密を胸に探索を続ける半獣たちは、やがて王国や対立する鱗族の思惑をも巻きこみ、ヒト族絶滅の謎へと迫っていく——。
6人のマーダーミステリー作家による共同企画〈マダミス666〉の中でも特に異彩を放ち、
マダミスファンだけならずTRPGファンの間でも話題となった本作が、装いも新たに「グループSNE/cosaic版」となって登場。
次第に埋められていく「白地図」が探索の臨場感を高める、まったく新しいRPG×ミステリー体験。
”Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6人 |
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プレイ時間 | 180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 2.5 |
ストーリーの面白さ | 3.9 |
エンディング後の納得感 | 3.8 |
ゲームシステムの面白さ | 4.5 |
魔法学園を卒業試験を舞台にした物語。
罪と罰の図書館
1960年代末、日本。
西洋風のモダンな図書館には、「読むと死ぬ奇書」が秘蔵されているとの噂があった。
事件は、図書館の開館三周年記念の日に起きる。
記者のインタビューに答える予定だった時刻に、司書が館長を呼びに行ったところ、いつもは鍵のかかっていない館長室のドアがしまっている。
司書が鍵を持ってきて開けると、なんと室内では館長が事切れていた。
密室にいたはずの遺体は、こちらに背を向けた椅子に座り、胸にはドストエフスキー著『罪と罰』を抱いていた。
これは自殺か? あるいは――。
司書長や小説家といった本にまつわる容疑者、不気味な奇書の噂、絡み合う過去の事件。
物語の結末はどこへ向かうのか? めくられたページは、もう戻らない。
”Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6人 |
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プレイ時間 | 150分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
初心者オススメ度 | 3.5 |
ストーリーの面白さ | 3.0 |
エンディング後の納得感 | 3.5 |
図書館の三周年記念で起きた館長殺人事件。
比較的スタンダードなゲームシステムでプレイしやすいゲームでした。
人数が6人なので人を集めるのも比較的に楽ですね。
ですが6人だからなのか、調査や議論の設定時間が短かったです。
犯人側には都合がいいですね。なかなか真相まで行くのは難しかったです。
優しい死神の席
落語界の頂点と言われた大名人【演匠れん】。
100歳の誕生日に落語の独演会を開き、最後の演目で、『死神』というお噺を披露した。
そのお噺の直後彼は倒れ、もう二度と起き上がらなかった。
そして、その口からは黄みがかった泡が溢れはじめ……。
プレイヤーは落語家となって、師匠の死の謎を解明せねばなりません。
運命的な寿命にも思えるこの死は、毒殺の可能性を孕んでいるのです。
しかし、ただ捜査を進めるだけではいけません。
なぜなら、あなたたちは落語家といっても1番下の階級である「前座」。
師匠方のお世話をし、演技を学ばせていただく立場なのです。
いくら捜査中といっても、”師匠の世話”と”演技の鍛錬”を怠ってはいけません。
”Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 5〜6人 |
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プレイ時間 | 150分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
未プレイ作品。
誰がために伝書鳩は飛ぶ
太平洋上に浮かぶ孤島、花咲島。
この島の研究所所長である「教授」は、ある発見について発表すべく人を集めていた。
しかし時間になっても、教授は部屋から出てこない。
なぜなら教授は自室の床で、血の海に沈んでいたからだ。
研究所に居合わせたのは7人。
折しも外はひどい嵐―――研究所の中には、不穏な気配が漂う。
警察も救助も来られない孤島で、いま、命がけの犯人探しが始まる。
”Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 6〜7人 |
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プレイ時間 | 180分 |
対象年齢 | 15歳以上 |
未プレイ作品。
ゲノムの塔
西暦2045年、ひとりの天才が世界を変えようとしている。
宇宙へと延びる機動エレベーター完成式典の朝。
先端生命研究センター、通称「ゲノムの塔」に七人の男女が集まっていた。 あらゆるウィルスを駆逐する奇跡の新薬を完成させた天才、マユズミ博士から、不穏な行動を匂わせるメールを受け取った。
だが、話し合いもかなわぬまま、博士の姿が密室から忽然と消えた……!?
人類の命運が、あなたたちの選択にかかっている。
人気マーダーミステリー作家しゃみずいとグループSNEがタッグを組んだ本作は、
設定の特殊性や文章量により難易度表記は星3つとなっているものの、
そのぶん満足度の高い重厚な体験を得ることが出来ます。
研究所職員関係者となり、近未来の世界観をじっくりお楽しみください。
”Amazon商品ページより抜粋”
プレイ人数 | 7人 |
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プレイ時間 | 180人 |
対象年齢 | 15歳以上 |
未プレイ作品。
MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES 遊び方
出典:Amazon商品ページ 人狼村の祝祭
「MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES」の遊び方はどの作品も概ね一緒です。
作品が新しくなっていくほど細かなルールが増えていっています。
ざっくりとゲームの流れを記載しておきます。
実際にやってみないとわからないと思いますので、ざっくりとした内容をお伝えします。
- step1メンバー集め・作品ごとに記載されている必要人数を集めましょう
・基本は上限人数居た方が面白いです
- step2設定書の読み込み・各自に配役が当てられます
・しっかりと自分の役の設定書を読み込むましょう
・設定書にはそのキャラの背景、事件の日の行動、秘密などが書かれています
- step3ルールと背景設定確認・ルールブックを読み上げ、舞台や背景、事件の内容やどんな謎を解明するのかを確認します
・どのシリーズもGM(進行役)は不要です(経験者が人数別枠で進行役をやってくれるとスムーズです)
- step4調査①・事前にテーブルに並べたカードから情報を得たり、自分の持っている情報を他プレイヤーと共有していきます
・獲得できるカードの枚数は決まっており、全てのカードを開けることはできません
- step5全員議論①・全員で情報共有や意見交換をします
・ここまでがざっくり前半パートです
- step6調査②・調査①と同様の動きをします
・調査①で開けられなかった残りのカードを開けて、また情報交換をしてきます
・調査②では次第に事件の全貌が見えてきてかなり面白くなってきます
- step7全員議論②・①同様に全員で議論します
- step8投票・犯人だと思う人に全員で一斉に投票します。
・最多で指名された人は拘束され以降アクションを起こせなくなります
- step9アクション・各キャラごとに固有のアクションを実行します
・アクションでは誰かを守ったり、物を奪ったり、殺害したりと多様な行動があります
- step10真相と勝敗・エンディングごとに決められたプレイヤーがルールブックのエンディングを読み上げます
・真相が明かされ、事件の全貌が明らかとなります
・各自の獲得得点を確認し、最も点数を獲得した人が勝利となります
※ルールは公式ホームページを参考にしています。参考:https://mpb.cosaic.co.jp/
ルールを見ただけではイメージしづらいかもしれませんが、簡単にまとめてみました。
マーダーミステリーは、勝っても負けても、物語がどんな結末を迎えるのかを自分たちで作り上げていく面白さがあります。
全員の思惑が交差して、難解になっていく物語を体験できる本当に面白いゲームだと思います。
マーダーミステリーを遊ぶにはボードゲームカフェの利用がオススメ
- カフェ側が人数集めをしてくれる。
- GMをしてくれる。
- ルールのミスをなくせる&細かなルールがわからないときに質問できる。
マーダーミステリーミニシリーズから始めるのもオススメ
マーダーミステリーミニシリーズとは?
グループSNE様より出ているゲームで、少人数でできるマーダーミステリーです。
ミニシリーズは2人用・3人用・4人用など、作品ごとの必要人数が少なく、人数による敷居がかなり下がっています。
人数の関係上、上記の「MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES」よりボリュームも落ちてしまっていますが
マーダーミステリーがどんなものかを、体験するには充分な代物です。
ミニシリーズもどんどん新作が発売されており、今注目のボードゲームジャンルです。
ミニシリーズについてはあらためて記事にする予定です。
マーダーミステリーミニシリーズ紹介 時をかけるトライアングル
【グループSNE】マーダーミステリー初心者おすすめランキングベスト5!ネタバレなしレビュー! まとめ
初心者おすすめランキング
- 第1位 人狼村の祝祭
- 第2位 何度だって青い月に火を灯した
- 第3位 九頭竜館の殺人
- 第4位 最果亭の災禍
- 第5位 あの夏の囚人