こんにちは、さのひろです。
先日、母と妹と私の家族3人で、3泊4日の屋久島旅行に行ってきました。
屋久島のガイドをつけて、トレッキングと島観光を満喫してきました。
そこで今回は屋久島旅行に行く方の参考になるように、3泊4日のモデルプランをお伝えしようと思います。
屋久島旅行に行く際にはぜひ参考にしてみてください！
この記事からわかること
- 屋久島にいくときのおすすめのガイド
- 屋久島までのアクセス
- 3泊4日でトレッキングに行くモデルプラン
今回屋久島旅行に行くにあたって参考にしてガイドブックはこちら！
興味のある方はぜひポチってみてください！
ではご紹介して行きます！
屋久島は自然豊かな南の島
屋久島ってどんなところ？
鹿児島県の南に位置する、1993年に世界遺産に登録された自然豊かな島です。
●”屋久杉”と言われる、屋久島にのみ存在する樹齢1000年以上の杉がある。
●年間通して雨が多い。「月に35日雨が降る」と言われている。
●森・川・海と自然が非常に魅力的な島。
●周囲130kmほど、車を使い約3時間で島を一周できる。
屋久島までの行き方 移動方法は主に3種類
屋久島までは飛行機がおすすめ！
まずは3種類の方法を見てみましょう。
北海道から屋久島まで 飛行機での行き方
屋久島空港への飛行機はJALのプロペラ機のみです。
乗り換えもあるので、往路・復路ともに全てJALを利用しました。
往路：新千歳空港→伊丹空港→12:10着 屋久島空港（乗り換え1回）
復路：11:45発 屋久島空港→鹿児島空港→羽田空港→新千歳空港（乗り換え2回）
私たちは4ヶ月前ほどに予約しましたが、席はほとんど埋まっておりギリギリでした。
余裕を持って予約しましょう！
屋久島観光を存分に楽しむために知っておきたいこと5選
1.屋久島ガイド島結 屋久島を満喫するための最良の手段！
今回の屋久島の旅で私たちは「屋久島ガイド島結」さんを利用させていただきました。
3泊4日のうちの3日間、トレッキング・アクティビティを楽しませてくれました。
値段は少々張りますが、とても貴重な体験ができたので、十分に満足のできるサービスだったと思います。
屋久島でトレッキングをしたり、アクティビティを楽しみたいならぜひ検討してみてください！
ガイドを頼むメリット
●人気の縄文杉・白谷雲水峡のトレッキングを初心者でも安心してできるようサポートしてくれる。
●リバーカヤックなどのアクティビティを楽しめる。
●現地の屋久島ガイドさんが、屋久島の雑学や美味しいお店の情報を教えてくれる。
●トレッキングやアクティビティ中の写真や動画を撮ってくれる。
ガイドを頼むデメリット
●費用がかかる。
●人の相性がある（合わないとせっかくの旅行が…）。
●アクシデントで予定が狂うと、費用が無駄になってしまう。
当然メリット・デメリットがありますが、トレッキングをするのであればガイドやツアーを利用するのがいいでしょう！
屋久島の雑学なんかも教えてくれて、非常に勉強になります。
ガイドさんのおかげで屋久島に詳しくなれました！
ちなみに私たちのガイドをしてくださったのは島結の秦さんというイケメンの兄さんです。
2.屋久島ではレンタカーが必須！
屋久島内の移動はレンタカーがおすすめです！
というかレンタカーがないと観光するのは大変です。
バスやタクシーもありますが、数が少なくかなり不便です。
3.屋久島の飲食店は営業しているかを事前にチェック！
大手チェーン店などは少なく、休業日になっているお店も多いです。
向かう前にInstagramで調べたり、お店に電話するなどして営業しているかを必ず確認しましょう！
4.屋久島に大手のコンビニはない！
Family Mart、セブンイレブン、ローソンなどの大手コンビニはありません。
ローカルな商店やドラッグストアはありますが、閉店時間も早いです。
現金などは空港などで事前におろしてから、屋久島に向かいましょう！
5.雨が多く、飛行機が欠航になることも多い
屋久島を遊び尽くす！3泊4日屋久島トレッキング旅行のモデルプラン
3泊4日 屋久島トレッキング旅行内容
私たちは2〜4日目に島結のガイドをつけて旅行を楽しみました。
トレッキングはガイドなしでも行くことができますが、４日目のリバーカヤックはプランの予約が必要です。
満喫するためには、3日ともかなりの早起きが必要です。
特に縄文杉トレッキングの日は、3時半起床という超早起きです。
せっかく屋久島まで来たのですから存分に楽しまきゃもったいないですね！
□1日目 北海道から屋久島へ移動して島観光
１日目は屋久島までの移動と、午後から島探索です。
島を見て回る時間は１日目、３日目の午後です。
行きたいところを事前にチェックしておきましょう。
□2日目 早朝から縄文杉へトレッキング
２日目は屋久島のメイン観光地「縄文杉」に行きます。
ガイドの迎えが4時なので3時半には起きて、準備です。
往復10時間の長旅ですが、得られるものも大きいです！
□3日目 早朝から白谷雲水峡へトレッキング、午後は島観光
３日目はもののけ姫の舞台になったと言われる、白谷雲水峡です。
苔むす森はまさにもののけの世界。
あちこちにこだまが見えそうです。
午後は島観光を楽しめます！
□4日目 リバーカヤックの後、北海道へ帰宅
最終日はリバーカヤックです。
カヤックに乗って、日の出を見るためこの日も早起き。
大自然を満喫してから、別れ惜しくも屋久島を去ります。
「人生一度は屋久島に…」と思っていましたが、また来たいなと思いますね。
1日目 北海道から屋久島へ！移動と島観光
北海道から屋久島へ JALで飛行機移動
JAL国内線
【新千歳空港】9：00発〜【大阪（伊丹）】10：55着
【大阪（伊丹）】11：25発〜【屋久島】13：10着
大阪（伊丹）経由で屋久島空港に到着です。
この日の屋久島は29℃。暑いですね。
屋久島空港はJALのプロペラ機しか来ないのでかなり小さい空港ですね。
滑走路が短くて、ジェット機は発着できないんだそう。
レンタカーを借りて島観光開始！
屋久島空港の近くには5つほどレンタカーを借りれる店舗があります。
私たちは空港から一番近い「まつばんだ交通レンタカー」を利用させていただきました。
一番安かったのもあります。
屋久島を公共交通機関で回るのはかなり厳しいと思います。
レンタカーは必須なので、事前に必ず予約しておきましょう！
ランチはかたぎりさんで飛び魚ひつまぶし
まずは昼食です。
行こうと思っていたお店が臨時休業だったので、探して見つけたお店。
お店の中は思ったよりも広く、おしゃれな雰囲気の定食屋です。
屋久島ならではのメニューがたくさんあって迷います。
私は飛魚のひつまぶしを注文しました。
飛魚のひつまぶし
飛魚はタンパクな魚の味で、さっぱりとしていて美味しいです。
お茶出しと合わさるとより美味しい。
脂ののったとろとろの魚が食べたい！という人にはちょっと合わないかも。
飛魚のパスタ
天丼
家族はパスタと天丼を注文。
どれも安定して美味しかったです。
かたぎりさんアクセス
枕状溶岩
この道であっているのか？という山道を降っていくとたどり着く枕状溶岩。
ゴツゴツした岩肌は海底火山の溶岩が隆起して、海面上に現れたもの。
表面の岩の形状が枕を積み重ねたようになっているので、枕状溶岩なんですね。
カニや小魚もいっぱいいました。
お茶工房 八万寿園で抹茶アイス
屋久島のお茶を楽しむことができるお店です。
お土産も買えます。
抹茶のソフトクリームを購入。お店で食べてきました。
抹茶のいい風味がしっかりと伝わるソフトクリームでした。
普段、抹茶系のアイスを食べない私でも「もう一回食べたい！」と思うぐらい美味しかったです。
お茶工房八万寿園アクセス
お土産を買うならここ！ぷかり館
空港の近くにあるおしゃれなお土産屋さん。立地がいいですね。
おしゃれな内装と、おしゃれな商品ラインナップで帰る前にぜひ立ち寄りたいお店です。
お土産の目星をつけるために視察。
最終日にも寄りました。
ぷかり館アクセス
宿泊はTHE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN&FOREST
今回宿泊のホテル「THE HOTEL YAKUSHIMA OSEAN&FOREST」です。
空港から反時計回りに車で20分ほどいくとたどり着きます。
荷物を持ってチェックインです。
ホテルの中にはcafeや、トレッキング用のレンタルができるお店があります。
売店もなかなかの規模感。お土産も買えますね。
部屋は和室の部屋です。
窓からはちゃんと海が見れます。
夕食は和食懐石を堪能しました。
２日目はめちゃくちゃ朝が早いので、早めに寝ます。
＼宿泊の予約はこちらから／
THE HOTEL YAKUSHIMA OSEAN&FORESTアクセス
2日目 10時間の長旅！巨大屋久杉「縄文杉トレッキング」
ホテルから屋久杉自然館前
朝4時にガイドさんがホテルに迎えにきてくれました。
車で屋久杉自然館前まで移動します。（ホテルから屋久杉自然館前までは車で30分ほど）
ここでシャトルバスのチケットと屋久島の協力金を支払います。
荒川登山口に行くために、バスの列に並びます。
この日は登山客が少なくて、2番目に並べました。（時刻4：30ごろ）
多い時は4：30でもかなりの長蛇の列になっているとか…。
シャトルバスか、貸切バス・タクシーでのみ行くことができます。
バスの始発が5：00なのでそれまで朝食を食べます。
ホテルで用意してもらった朝食です。
一瞬でなくなります。
時間になったのでバスに乗り込みます。
バスで荒川登山口へ！トレッキング開始！
バスに揺られて30分ほど。山道特有の蛇行道に酔わないように注意です。
屋久杉自然館前と荒川登山口の両方にトイレがあるので、どちらかは必ず行っておきましょう。
軽くストレッチをして、5：45ごろトレッキング開始です！
トロッコ道をひたすら進む
屋久島の自然を感じながらひたすらにトロッコ道が続きます。
手すりも何もないスリリングな橋も4箇所ほどあります。
高いところが苦手な方にはなかなかおっかい場所ですね。
最初のトイレを少し進むと、朝日が綺麗に入ってくる杉並木があります。
美しさに息を呑むほど、綺麗な場所でした。
山道開始！どんどん登っていく
ガイドさんの解説を聞きながら、ざっと2時間半ほど歩いてトロッコ道の終わりにきました。
これでざっくり半分ほど。
ここから山道に入って行きます。本格的な登山開始ですね。
ウィルソン株で神秘的な景色
ハート型の写真から一躍有名となった切り株「ウィルソン株」。
大きな切り株のなかに入ると突き抜けた穴があります。
穴の中のある1箇所から上を覗くと、写真のようにハート型にみえるんです！
なんとも幻想的な場所ですね。
樹齢7200年！？超巨大縄文杉
長く険しい山道＆階段を歩き続け、10：45ごろに展望デッキに到着しました。
片道5時間ほどかけて、ひたすらに歩いてきましたね。
今回のメインスポット、樹齢7200年（諸説あり）と言われる、超巨大な屋久杉「縄文杉」です。
現在は近くまで行くことはできず、展望デッキからしか見ることができません。
写真だとあまりインパクトがないですが、その大きさはとてつもなく大きいです。
横幅だけでもかなり大きいです。
大人3人で両手を目一杯広げたくらいの幅。すごいですね。
写真を撮ったり、近くでお昼を食べて、堪能してから復路です。
帰りも同じ距離ですが、ほぼ下りなので往路よりはだいぶ楽ですね。
荒川登山口からホテルへ
16時過ぎ、登山口に無事到着しました。
16：30のシャトルバスで戻ります。
さすがに10時間歩いただけあって、なかなかの疲労感です。
でも思ったほどの辛さはなく、達成感がありましたね。
18時前ぐらいにホテルへ戻って来られました。
トレッキングのあとのお風呂は格別です。
3日目 もののけ姫の舞台！白谷雲水峡トレッキング＋屋久島観光
ホテルから白谷雲水峡登山口まで
２日目ほどではないですが、３日目も早起きです。
5時半から車で白谷雲水峡登山口へ向かいます。
白谷雲水峡はもののけ姫の舞台ともなったと言われるエリアで、非常に幻想的な森です。
２日目の筋肉痛もありますが、気持ちは前向きです。
トレッキング開始！
縄文杉トレッキングに比べると、白谷雲水峡トレッキングの往復時間は半分ほど。
苔むす森と、太鼓岩を目指して山を登って行きます。
もののけ姫の舞台！？苔むす森
もののけ姫の舞台となったと言われる「苔むす森」。
緑に囲まれた神秘的な場所でコダマが出てきそうですね。
霧がかかるとまた神秘度がアップしますね。
ここを抜けたら、太鼓岩に向けてさらに登って行きます。
屋久島の大自然を眺望できる絶景！太鼓岩
屋久島の大自然が目の前に広がる大きな岩が「太鼓岩」です。
写真スポットでもありますね。
完全に崖なので、端はめちゃくちゃ怖いです。この写真もビビりながら撮ってます。
落ちたら簡単に◯ねます。高所恐怖症の方は、覗き込めないですね。
大声で叫ぶと、しっかりと山びこが帰ってきます。
人生初やっほーです。大声で叫んでみましょう。
スリリングな太鼓岩を楽しんだら、下山です。帰りの方がやはり楽。
無事に下山しホテルまで一度戻ります。
ランチはアゴ出汁が美味しい屋久どん
どこに行ってもうどんが食べたい！ということで屋久島のうどん屋さんにきました。
ここは巨大な飛魚の唐揚げが有名で、あご出汁と屋久島の水を使った美味しいうどんが食べられます。
うどんも普通に美味しかったですが、飛魚のインパクトが強くてうどんのことはあまり覚えていません。
巨大唐揚げを食べにぜひ。
屋久どんアクセス
南国フルーツのジェラートが美味しい！屋久島デザート そらうみ
屋久島に唯一ある自家製イタリアン・ジェラート専門店そらうみ。
屋久島の素材を使ったこだわりのジェラートを楽しむことができます。
南国フルーツのジェラートが特に美味しかったですね！
そらうみアクセス
人生で一番うまいスムージー！やくしま果鈴
採れたての南国フルーツを使った、極上スムージーが楽しめる「やくしま果鈴」。
美味しすぎて、このお店のことが忘れられません。
私のお気に入りは「すもも＆ポンカンのスムージー」です。
さっぱりした柑橘の味と、隠れた甘みが最高に美味しいです。
甘いのが好きな方には「マンゴースムージー」もおすすめです。
このお店のスムージーは、ガチで屋久島に来た人全員に飲んでもらいたい！
やくしま果鈴アクセス
樹齢1000年越えの屋久杉を使って箸作り体験 仙人さんの箸づくり
極上のスムージーを飲んだ後に訪れたのは、工房・ギャラリーと体験の場所「杉の舎 仙人村」です。
ここでは屋久杉を使った箸づくり体験ができます。
予約が必要になるので、Webページを参照ください。
屋久島 杉の舎「仙人村」へのお問い合わせ・ご予約はこちらから。お気軽にお問い合わせください。…
私たちは２日前に連絡し予約できました。
体験時間は1時間程度で小学生でも参加できるようです。
本物の仙人のような、優しい師匠が教えてくれるので経験も不要です。
自分の気に入った素材を選んで（素材によって値段が変わります）、のみで削っていきます。
無心で削っていくのが楽しいです。
仕上げに「うずくり」という道具を使い、磨き上げます。
杉のいい匂いが立ち込め、非常に素敵な時間です。ここも無心で磨きます。
磨き上げた箸は、最後に袋に詰めて完成です。
長さ25cmほど、しっかりとした屋久杉箸が完成しました。
屋久島で何か気軽にできるものづくり体験がしたいという方におすすめです。
仙人さんの箸づくりアクセス
4日目 水の音に囲まれるリバーカヤック！からの帰宅
川でのアクティビティ「リバーカヤック」
最終日も朝早くから活動開始です。
朝日を見るため、カヤックに乗り川に出港します。
私も家族もカヌーやSUPに何度も乗っているので、操縦はお手のものです。
簡単な指導でスイスイ漕げました。
残念ながら雲があって綺麗な朝日は拝めず。
綺麗ではあったんですけどね。
屋久島の自然を感じながら、カヤックを漕ぐ時間はまさに悠久の時間。
めちゃくちゃ気持ちがよかったです。
朝食はホットサンド
ガイドの方が、全員分のホットサンドを焼いてくれました。
自然の中で食べるホットサンドは美味しすぎますね。
周りには猿や小魚など、生き物がいっぱいです。
大きな魚もいて、運がいいと海から川に入ってきてしまった亀も見えるんだとか。
我々も一瞬亀のような生き物が頭を出しているのを見ました。
亀かネッシーです。
仕上げの川飛び込み
リバーカヤックの最後は、飛び込みができる場所へ移動してジャンプです。
岩場の大きな岩から、川に飛び込むことができます。
躊躇するほど高くはないですが、初飛び込みだったので美しいポーズでは飛べなかったですね。
お土産を買って帰路に
リバーカヤックの後はお土産を買います。お土産は1日目に行ったぷかり堂がおすすめです。
レンタカーを返却して、屋久島での旅は終わりですね。
最後は再びプロペラ機に乗って、帰宅です。
屋久島→鹿児島空港→羽田空港→新千歳空港の2回乗り換えで北海道まで戻ります。
あっという間の3泊4日でしたね。
【絶対に行くべき世界遺産屋久島】3泊4日おすすめ観光モデルプラン｜縄文杉・白谷雲水峡 まとめ
以上、3泊4日の屋久島旅行モデルプランでした。
屋久島は縄文杉が観光名所として非常に有名ですが、紹介できていない魅力が他にもたくさんあります。
ダイビングやお祭りなど一回の旅行では楽しみきれません！
人生の中で屋久島に来ることがあれば、今度は海側を楽しみたいですね。
そして「やくしま果鈴」の屋久島すもも＆ポンカンスムージーを絶対に飲みます。絶対に。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
